サブ4達成の秘訣/結論:マラソンにラッキーはない

 つくばマラソンでネット 3時間58分59秒(サブ4) を達成しました。

振り返って思うのは、マラソンに“当日の奇跡”はなく、積み上げの結果がそのまま出る競技だということ。

だからこそ、今回の記事の結論はこれです。

マラソンにラッキーはない。
本番で急に強くなることはない。練習でやったことしか出ない。

…とはいえ、悲観じゃなくて逆です。
「やるべきこと」が分かれば、サブ4はちゃんと現実になります。


① 怪我しないこと:練習は“点”じゃなく“線”

サブ4に一番効いたのは、正直これです。
速く走る以前に、走り続けられることがすべて。

  • 練習は1日で完結しない。1週間でも完結しない。
    **数ヶ月単位の“線”**で積み上げて、ようやく効果が出る。

  • 逆に、怪我で練習が途切れると、狙っていた効果がごっそり抜ける。
    マラソンはここが本当にシビア。

シューズは「速さ」より「壊れなさ」を優先した

カーボンプレートシューズは、必ずしも正解ではありません。
少なくとも私にとっては、怪我の要因になりました。

距離を安全に伸ばすために、クッション性のあるシューズ(ボメロ18)を選んだのは正解だったと思っています。
「速くなるための道具」より「練習を継続できる道具」。ここはめちゃくちゃ大事でした。


② 走行距離を増やすこと:30kmは“入場チケット”

サブ4に向けて大事なのは「月間走行距離」もそうなんですが、私がより効いたと感じたのは、

“1回あたりに走れる距離”を伸ばすことです。

ロング走は、少しずつ伸ばす(急に伸ばさない)

私の感覚では、週末ロング走で

  • 毎週 +1〜2kmくらいの増加はOK

  • いきなり +5kmみたいな増やし方はNG(怪我の元)

とにかく、少しでもいいから確実に前進。

まず30kmを走れるようになる

30kmは、私の中では マラソンの入場チケットです。
マラソンは30km以降から急に苦しくなる。だからこそ、

  • 30kmまでを“余裕にする”

  • 30km手前で脚も呼吸もギリギリになる状態を減らす

これが土台になると思っています。

30km超のロング走は価値が高い(ただしリスクも高い)

30kmを超えてからのランニングは、マラソン練習として価値が大きいと感じました。

ただし負荷も高いので、無理に回数を増やすのではなく、怪我しない範囲で取り入れることが大事だと思います。

「土曜朝ロング走」みたいに、固定ルールは強い

私自身は「土曜の朝にロング走をやる」と決めていました。
これ、精神論っぽいけど実務的で、迷いが消えるんですよね。

「いつやるか」を悩む時間がゼロになる。
やる日を固定して、淡々とこなす。これが継続を助けました。

月間走行距離の“数字”より、本番に近い練習を優先する(心構え)

月間走行距離も重要ですが、私の場合は「数字を稼ぐこと」よりも、**本番に近い練習(長く走り続ける練習)**を優先した方が効果を感じました。

たとえば極端に言えば、「毎日10kmで月300km」よりも、1回あたりの距離を少し長めにして月300kmの方が、マラソンには直結しやすい——そんな感覚があります。
マラソンは“長く動き続ける競技”なので、練習でもその要素を濃くしたかった、という話です。

※これはあくまで心構えの話で、実際に「2日に1回20km」を固定でやっていた、という意味ではありません。


③ レースペースで走れる距離を増やす:本番で“貯金”を作る

ここが、サブ4の仕上げでした。

レースペースを練習に混ぜる

方法は2つ。

  • ロング走の中に、レースペース区間を入れる

  • 平日のジョグに、レースペースでこなす

ここでいう「レースペース」は、文字通り本番の設定ペースのことです。

Eペースのロング走が不安だった(だから“本番ペース”をやった)

一般的には「ロング走はEペースが推奨」とよく言われます。
それが理屈として正しいのも分かる。

でも、普段はゆっくり走っているのに、
本番だけ急に速いペースで42.195km走るのって、私には不安で仕方なかったです。

だから私は、練習の中でレースペースを踏みました。
そのおかげで本番は、少なくとも30kmまでは「これなら押せる」という感覚があり、“貯金”を作る走りができたと思っています。


意味があった練習(私のサブ4に直結)

  • 平日早朝15kmジョグ(距離耐性と習慣づくり)

  • 週末ロング走(土台。ここが核)

  • レースペースを混ぜた練習(本番の安心感につながった)


やっておけばもっと楽になっていたと思う練習

  • 筋トレ(故障予防・後半の粘りに効きそう)

  • 30km超(35km・40km)を複数回
    ※ただしこれは“諸刃の剣”。やりすぎると怪我のリスクが跳ねるので、状態と相談しながら。


不要だと感じた練習(当時の私の場合)

  • 閾値走
    閾値走そのものが悪いわけじゃなくて、私のサブ4狙いの局面では、
    ロング走とレースペース耐性の方がリターンが大きかったというだけです。

限られた時間の中で「何を優先するか」。
その選択が結果を作ると思います。


まとめ:サブ4は“奇跡”じゃなく“設計”で獲れる

もう一度、結論。

マラソンにラッキーはない。
だからこそ、やるべきことを積み上げれば、サブ4は現実になる。

私にとっての秘訣はこの3つでした。

  1. 怪我しない(線で積む)

  2. 距離を伸ばす(30kmは入場チケット)

  3. レースペースに慣れる(本番の不安を潰す)

もしサブ4を狙っている人がいたら、声を大にして言いたいです。
今日1回のナイス練習より、来週も再来週も走れる身体のほうが、よっぽど強い。

あなたのサブ4、ちゃんと現実にできます。応援してます。


つくばマラソン レースレポート

レースレポート/第45回つくばマラソン(スタート〜20km)

レースレポート/第45回つくばマラソン(20〜30km)

レースレポート/第45回つくばマラソン(30km〜ゴール)

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