レースレポート/第45回つくばマラソン(30km〜ゴール)
それではサブ4達成なったのか。。。ご報告!
30km〜35km|ついに「30kmの壁」と対面
区間タイム:28:41
30.2km地点の給水所に到達。補給を取りたかったが、並んでいたのは羊羹のみ。固形物を受け付けない自分には厳しく、手に持っていた羊羹もここで処分した。代わりにポカリをしっかり飲んでリズムを整える。
そこからが本当の勝負だった。平坦なはずの道なのに、ペースは5分38秒前後。アンダーパスでは下りも上りも苦しく、脚の動きは明らかに鈍り始める。
途中、高校生の吹奏楽部がZARDの「負けないで」を演奏しており、大きく手を振って応援してくれた。一時的に気持ちが軽くなったが、その効果は長く続かなかった。
33kmまでは何とか5分40秒台を維持したものの、34km以降は5分50秒台へ。歩くランナーも増え、コース全体が一気に“30km以降の世界”へ切り替わったことを実感した。
35km〜40km|貯金を守りきるための粘り
区間タイム:30:18
前半の貯金を確認し、「35km以降はキロ6分で刻めばサブ4に届く」と判断。ここからは「崩れない」ことだけを意識して走る。
ただ、空腹感が強く、補給の必要性を痛感する。次の給水所には干し梅が並び、身体が求める甘さとは逆方向。気持ちが揺らぎかけた。
そんな中、コース脇でボランティアの方が皮をむいたみかんを配ってくれていた。ありがたく受け取り、ほんの少しだが心が救われた。
37.5km地点でカフェイン錠を追加投入。効果を信じ、キロ6分以内をキープすることに集中する。周囲では歩き始めるランナーが一気に増え、“ゾンビ化”が広がっていたが、自分は自分と言い聞かせて前へ進んだ。
40km〜ゴール|メンタルと攣りとの攻防戦、そしてゴールへ
ラストの給水所では確実にポカリを取るため歩いて対応した。ところが、これが裏目に出た。走り出そうとすると脚が固まり、思うように動かない。
「給水所を過ぎたら走る」と決め、慎重に再スタート。すると最後の最後に坂が現れた。心が折れそうになるが、自分に言い聞かせて踏ん張る。
「まだ走れる。ここまで練習してきたやろ。エントリー費15000円やぞ。絶対に元を取るんや。」
坂を上り切り、残り1kmを刻む。
そしてついに 42kmの看板が目に入る。
「サブ4は確実。このまま最後に上げるぞ。」
そう思って加速した瞬間――
右の臀部が攣った。
10秒ほど伸ばして再び走り始めると、また攣りそうになる。スピードを少し落とし、攣りのギリギリ手前を探りながら前へ。何とかフォームを崩さずにゴールへ向かう。
最後のコーナーを抜け、フィニッシュゲートへ。
声が自然と出た。
「よっしゃ!サブ4達成!」
同じタイミングでゴールした女性ランナーが「おめでとう!」と声をかけてくれ、握手を交わす。歩き始めると胸が熱くなり、涙がこぼれた。汗を拭くふりで涙を隠しつつ、しっかり受け止めた。
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